毎日の洗濯は、思った以上に時間がかかるものです。洗濯機を回している時間は他の家事をこなせても、「干す」「たたむ」といった工程が残り、気づけばあっという間に時間が過ぎています。私のようなパート勤務の主婦にとっては、家事の時短は生活をスムーズにするための大切なポイントです。本記事では、洗濯の流れを見直し、それぞれの工程ごとに工夫できるポイントを紹介します。
1. 洗う工程の時短テクニック
洗濯前の仕分けをシンプルにする
洗濯物を洗う前に「色分け」「素材別の仕分け」を行うのは、意外と時間がかかる作業です。この手間を減らすために、洗濯カゴを活用する方法が有効です。たとえば、
– 「白物専用」「色柄物専用」と分けたカゴを設置する。
– 「デリケート素材」や「ネットが必要な衣類」は別の専用袋に入れておく。
私は、家族にも協力してもらい、洗濯カゴに入れる時点で仕分けしてもらうようにしました。これだけでも、洗濯機に入れる作業がぐっと楽になりました。
洗濯機の機能を最大限に活用する
多くの洗濯機には、「スピードコース」「お急ぎモード」「自動洗剤投入機能」などが搭載されています。使用する洗剤や衣類の状態に応じて、適切なコースを選ぶことで洗濯時間を短縮できます。
– 軽い汚れの衣類は「スピードコース」を活用。
– 洗剤の計量が不要な「自動洗剤投入機能」搭載の洗濯機を活用。
– 夜間に洗濯予約を設定し、朝起きたらすぐに干せる状態にする。
私は、夜のうちに予約機能をセットしておくことが習慣になりました。朝起きたらすぐに干せるので、時間を有効に使えます。
2. 干す工程の時短テクニック
動線を最適化する
洗濯機から物干し場までの移動距離が長いと、それだけで時間がかかります。室内干しをする場合は、洗濯機の近くに物干しスペースを設けると効率的です。浴室乾燥機がある場合は、洗濯機のすぐ隣に洗濯物を干せるようにすると、移動の手間が減ります。
私も以前はベランダまで何往復もしていましたが、洗濯機のそばに物干しスタンドを置くことで、かなり楽になりました。
ハンガーを工夫する
洗濯物を干すとき、通常のハンガーでは一つひとつ衣類をかける必要がありますが、
– 「一括取り込みができるハンガー」
– 「洗濯バサミ付きの回転式ハンガー」
を使用すれば、干す作業と取り込む作業のどちらもスムーズになります。
また、シャツやブラウスなどは、洗濯が終わったらそのままハンガーにかけて干すことで、アイロンがけの手間も減ります。
私の家では、ハンガー収納を基本にしたことで、取り込みもぐっと楽になりました。
風通しを考えた配置
洗濯物を早く乾かすためには、適切な間隔を空けて干すことが重要です。密集して干すと風通しが悪くなり、乾燥に時間がかかります。部屋干しの場合は、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させると、より効率的に乾燥できます。
3. たたむ工程の時短テクニック
たたまない収納方法を取り入れる
洗濯物を「たたむ」作業は、洗濯工程の中でも時間がかかる部分です。この時間を短縮するために、
– 収納時に「たたまない」方法を取り入れる。
– Tシャツやカーディガンはハンガー収納にする。
– 靴下や下着は「仕切り付きの収納ボックス」に放り込む。
家族が多い場合は、「たたむ」作業を最小限にするだけで、大幅に時間を節約できます。
取り込みながら仕分ける
洗濯物を取り込むときに、一カ所に積み上げてしまうと後から仕分けるのに時間がかかります。そのため、
– 家族ごとにカゴを用意し、取り込む際に直接仕分ける。
– 「ハンガーのまま収納できるもの」と「たたむもの」を分けて取り込む。
私はこの方法を取り入れたことで、収納にかかる時間が半減しました。
まとめ
洗濯を効率よく進めるためには、各工程で工夫を取り入れることが大切です。
・洗う工程:洗濯機の機能を活用し、事前に仕分けしておく。
・干す工程:動線を短くし、便利なハンガーや室内干しを活用。
・たたむ工程:ハンガー収納や仕切りボックスを使い、たたむ手間を減らす。
こうした工夫を取り入れることで、洗濯の負担を減らし、家事の時間を短縮することができます。私自身、この方法で毎日の洗濯がぐっと楽になりました。少しずつ取り入れて、毎日の家事をより快適にしていきましょう。