玄関や廊下は家の「顔」とも言える場所です。そのため、私自身、できるだけ効率よく掃除と整理整頓を進める工夫を取り入れています。日々の生活の中で、無理なく続けられる方法を意識しながら、玄関や廊下を美しく保つための工夫を紹介します。
玄関の整理整頓
物の定位置を決める
玄関には靴や傘、バッグなどが集まりがちですが、物が雑然と置かれていると、掃除もしにくくなります。私は、靴は靴箱に収納し、使用頻度の高い靴だけを出しておくようにしています。鍵や郵便物の置き場所を決めておくことで、「どこに置いたっけ?」と探し回ることがなくなりました。
不要な物の処分
私は定期的に玄関を見直し、使っていない靴や壊れた傘を処分するようにしています。子どもの成長とともに履かなくなった靴や、いつの間にか履かなくなった靴を放置しておくと、どんどんスペースを圧迫していくためです。家族の靴を見直すタイミングを決めておくと、いつの間にか靴箱がいっぱいになっている状況を防げます。
季節ごとのアイテムの入れ替え
季節の変わり目には、玄関のアイテムも整理しています。オフシーズンのものは収納ボックスに入れて、玄関に出しっぱなしにしないようにしました。玄関がスッキリとし、家に帰ったときの印象も良くなります。
玄関の掃除方法
日常の掃除
玄関は外からの汚れが入りやすい場所なので、毎朝、ほうきで軽く掃き掃除をするようにしています。特に雨の日の後は泥や水滴が残りやすいので、靴を脱ぐ場所の床も乾いた布で拭いておくと、清潔な状態をキープできます。
週に一度の拭き掃除
床のタイルやドアノブ、靴箱の表面などは、週に一度、湿らせた布で拭き掃除。ドアノブやインターフォンは手が触れることが多いので、アルコールを含ませたクロスで拭くと、気持ちよく使えます。
月に一度の徹底掃除
月に一度は玄関全体を徹底的に掃除しています。靴箱の中を整理し、床のタイルの黒ずみを落とすために重曹やセスキ炭酸ソーダを使っています。靴箱の中には消臭剤を入れ、湿気がこもらないように扉を開けて換気も忘れません。
廊下の整理整頓
物を置かない工夫
廊下は通路としての役割が大きいので、できるだけ物を置かないようにしています。以前は、つい荷物を一時的に置いてしまうことがありましたが、掃除のたびに移動させるのが手間だったので、「廊下には物を置かない」と決めました。スッキリした廊下をキープすると、掃除もしやすく、見た目も整います。
壁面の活用
収納スペースが足りないときは、壁面を活用するのも一つの方法です。我が家では、壁にフックを取り付けて帽子やバッグを掛けたり、薄型の収納棚を設置して書類や小物をまとめたりしています。こうすることで、床に物を置かずに済み、掃除もスムーズに進められます。
廊下の掃除方法
ほこりの除去
廊下は家の中でもほこりが溜まりやすい場所なので、掃除機をかける際には、家具の下や角までしっかりと掃除するようにしています。壁際のほこりは溜まりやすいため、週に一度はモップをかけて、きれいな状態を維持するようにしています。
床の拭き掃除
フローリングの廊下は、週に一度は拭き掃除をするようにしています。木製の床の場合、水分が多いと傷みやすいので、固く絞った布で拭き、仕上げに乾拭きをすると、きれいな状態が長持ちします。
壁や天井の掃除
意外と見落としがちなのが、壁や天井の汚れです。子どもが触った跡や、照明の周りのほこりは、ハンディモップで定期的に掃除をすると、きれいな状態をキープできます。
まとめ
玄関や廊下は、家の第一印象を決める重要なスペースです。日々の小さな習慣を積み重ねで、いつも清潔で心地よい空間を保つことができます。玄関は、家族全員が使う場所なので、簡単なルールを決めておくと、誰でも整理整頓しやすくなりますよ。
帰宅したときにスッキリした玄関や廊下が目に入ると、自然と気持ちも整い、心地よく過ごせるようになります。毎日のちょっとした掃除や整理を続けながら、快適な空間作りを楽しんでいきましょう。